今日は教育に関する記事が続きますが、愛知県一宮市立中学校3年生の男子生徒が今月六日、大阪市内の商業施設の7階から飛び降りて自殺しました。遺書には「担任に人生を壊された」という内容のメモを残していますが、昨日の学校側の記者会見では「担任によるいじめがあった」という発言をPTAの臨時総会で説明していました。
出席者によりますと、PTA総会で、学校側は「担任の教諭に男子生徒をいじめるなど問題があった」ということを校長が発言していましたが、今日になって一転、「担任によるいじめはなかった。不適切な指導だった」といじめを否定する記者会見を、校長が行っています。
亡くなった男子生徒の父親は「受験シーズンでもあり、大事にしないでほしい」などと言われたそうです。
この事件、具体的にどのようなやり取りが、担任と亡くなった生徒の間で行われていたのかはわかりませんが、普通、生徒同士のいじめだったら、加害生徒の名前を遺書に残しますよね。それが加害生徒ではなく、担任だというのは、それほど生徒を追い詰める何かがあったのかもしれません。その原因は今後の報道によって次第に明らかにされると思いますが、何がこの生徒を自殺するまで追い詰めてしまったのか、洗いざらい話してもらいたいと思います。
校長の指示により、現在担任は自宅謹慎処分を受けているようですが、担任が直接記者会見を開いて、今まであったことを話してもらいたいですね。
