私がパワハラと、元嫁が引き起こすトラブルに悩まされていた2005年の春。家庭での悩みの一つや二つ、どこの家庭にもあると思いますが、そこをうまく付け狙ってくるのが統一教会にやつらの常套手段です。私の家庭の場合、息子が自閉症という障害を抱えている・元嫁と近所の関係や私の身内との度重なるトラブル・私の職場でのパワハラなどが、相手に付け入る口実を与えた問題でした。私も「まぁ話を聞いてもらうだけならいいかぁ~」というちょっとした心のすきがあったのかもしれません。
2005年の3月の息子が春休みに入ったある日曜日だったと思います。防府市八王子にある”カルチャーセンター”『シエロ』というところに元嫁に連れられて行きました。ここにいたのは、以前元嫁を訪ねて家にやってきた吉岡という女性と岡村という女性の二人でした。この二人の女性は、元嫁から私の会社のことや、息子の自閉症のこと、元嫁と近所や私の身内との確執・軋轢について詳しく聞いていたようで、吉岡も岡村も異口同音に「ご主人様も大変でしたねぇ。でも少し肩の力を抜いてリラックスされてはどうですか?ここならいつでも相談に乗りますし、いつ遊びに来られてもいいですよ」というようなことを言っていました。はじめは「なんか変なところに連れて行かれるんじゃないか?」と思っていたんですが、見た感じ変な宗教とか、カルト集団のような感じはしませんでした。しかしこれも敵が仕組んだわな。統一教会というのを知られても大丈夫・もう脱会をすることはないだろうというところまで信じ込ませて、最後になって自分たちの正体を打ち明けるのが、奴らのやり方です。ここから私と、統一教会のやつらの攻防が始まったのでした。
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