sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

本当に日本は健康長寿国?

 日本は高齢化社会を迎えて、ますます元気なお年寄りの活躍が目立つようになってきています。私の父も古希を迎えて今なお現役でシルバー人材センターで草刈りなどの仕事に精を出しています。やはり若いうちから体を鍛えてきた成果だと思います。
 しかし、今の私を含む現役世代はどうなんでしょうか。私たちを取り囲む労働環境は、長時間労働・長時間残業が当たり前で、睡眠時間や家族との団欒・食事の時間を削ってまで仕事をしています。休日も出勤になることがごく普通に行われていますし、食事は、遅く帰るので出来合いのもので済ませてしまい、栄養の面からみても偏りがちになってしまいます。このような労働慣習を続けていたら、今の現役世代の健康は、年齢を重ねるごとに悪化するのではないかと思います。
 残業時間は三六協定によってある程度制限されていますが、所定労働時間は、週40時間です。私としては、所定内労働時間・所定外労働時間(残業時間)を法律でもっと減らすべきなのではないかと思います。
 いつになっても一向に減らない過労死の問題を解決するためにも、厚労省も、もっと真剣に考えるべきでしょうね。それに長時間労働は子育てや出産に関しても暗い影を落としているように思います。長時間労働が続くと、疲れ果てて子育てや出産に対しての意欲もわかないと思いますし、結婚相手を探すのも難しくなると思います。
 それに、子供と接する時間が少なくなるということは、家族の会話も少なくなるということ、家族と顔を合わせる時間もなくなるということです。それが子供が何をしているのかわからない・何を考えているのかわからないなどという問題にもつながっているように思います。企業側も、従業員をいかに家族のもとへ、早く帰宅させるのか、真剣に考えなくてはならない気がします。いつまでも20世紀の労働慣習にとらわれていてはいけないような、そんな気がします。
 それと、この前も少し触れましたが、私たちが毎日口にするもの。その中には食品添加物がたくさん含まれています。本当に食品添加物を添加する必要があるのか、食品添加物を摂取し続けて本当に体に害はないのか、厚労省は、そういう点を、もっとホームページなどでどの食品添加物が、どのような目的で使用されているのか、公表する必要があるように思います。
 私は本来人間が口にする食べ物や飲み物は、自然のものを使ったものであるべきだと思います。甘みを付けるのであれば砂糖や果糖でできるだけ賄うべきでしょうし、色を付ける場合でも、人工着色料は使わずに、自然の色を使うべきだと思います。本当に日本人はこれから先、健康長寿国といえるのか、労働慣習や食品添加物の多さを考えると疑問に思う私です。