sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

最終電車の運転時刻の繰り上げ

 昨今、ニュースで度々報道されているJR東日本と西日本の最終電車の発車時刻の繰り上げの話題。これまでの労働慣習を見直すいいきっかけになるんじゃないかと思います。高度成長時代は、企業戦士・猛烈社員などと言った言葉がもてはやされて、働くことはいいことだと言い聞かされて、長時間の残業や、深夜残業なんてあって当たり前のような世の中でしたが、過労死問題や、過労からくる強いストレスが原因の体の不調が問題になるなど、働き方改革が声高の叫ばれるようになりましたが、それでも長時間残業や休日出勤などの労働慣習は変わらなかったですよね。私も以前の会社に勤めていた時、朝早くから夜遅くまで仕事という日々が続いていたので、「いったいいつまで20世紀の遺物の様な働かせ方をしてるんだよ」って思ってました。そうした長時間残業や、度重なる休日出勤がずっと続いた結果が過労で倒れるという事態を招いたわけで、特に遅くまで電車が頻繁に走っている大都会では、このような傾向が強いのではないかと思います。経営側も「最終電車までに仕事を終わらせて帰らせればいい」と言った感覚をいまだに持っているような、そんな気がします。最終電車の出発時刻が早くなるということは、その分た路線へ乗り換えて通勤している人にとっては、早く帰らないと家に帰れないということも起きうるわけで、その分今まで行っていた様な働かせ方ではいけない状態になるわけで、労働時間の短縮や、家に帰る時間が早くなった分、家族とのふれあいの時間が増えるのではないかと思います。

 今の時代、残業があって、給料がいいだけでは優秀な社員は入社しません。逆にブラック企業として敬遠される結果になると思います。今、若い人が求めているのは、休日がしっかりとれて、余暇活動をする時間が持てて、リフレッシュできる時間が取れる企業ではないかと思います。

 私が以前勤めていた会社では、残業時間が月に60時間まで協定で認められていて、私は毎日の残業に土曜日の休日出勤と、早出作業や居残り作業などでいつも軽くオーバーしてたので、毎月強制的に休みを取らされてましたね。今はどうなっているのかはわかりませんが…。最終電車の発車時刻の繰り上げをいい機会に、これまでの20世紀の遺物ともいうべき労働慣習を見直すきっかけになればいいなと思います。