今日の新聞の特集記事に、ネット社会時代のいじめについての記事が掲載されてました。今日掲載されていた事例はカナダであった話だったんですが、ネット時代のいじめの恐ろしさについての記述がなされてました。その記事によると、カナダ在住の10代の少女がネットを通じて知り合った名前も顔も知らない男性から顔の下半分と胸を露出した写真を写されて、フェイスブックに掲載されて、それがあっという間に全世界に知れ渡ってしまい、クラスのみんなから激しいいじめを受けたということがかかれてました。そして転校を余儀なくされたんですが、転校した先でもその写真が出回っていることをみんな知っていて、どこにも居場所が無くなった彼女は残念ながら自らの命を絶ってしまったと言うことです。
こんにちはインターネットの発達でいろんな情報がが瞬時に全世界に流れていきます。その中には個人を攻撃するような内容であったり、個人のプライバシーを侵害するような記事も少なくないと思います。このような社会の中で起こるいじめは表面上は何事もなかったかのように振舞うことが簡単なため、保護者や学校の先生も気付きにくいと言う特徴があります。そして気付いた時には手遅れだったと言うようなこともしばしばあるように思います。その理由は直接加害者が被害者に会わなくてもいじめによる攻撃を加えることも出来ることが可能なので、周りから認知されにくいのです。
ネット社会で生きる現在の子供たちにはアダルトサイトなどの有害サイトの閲覧を出来ないようにすることも重要ですが、子供にこういったネット利用をさせる場合は親がこまめにどのようなことに使っているかしっかりと目を光らせることが重要なのではないかと思います。ネットというのは物凄く便利なツールですが、一歩使い方を誤るといじめという陰湿なことにも使うことの出来る諸刃の剣と言うことをきちんと教えていかなくてはいけないなと、今日の新聞を読んで思ったしだいです。
