厳しい争いとなった、パリオリンピック卓球女子の最後の1枠。日本選手権で準優勝だった、張本美和選手と、6回戦で敗退となったものの、東京オリンピックで、ミックスダブルスで金メダル、シングルスで銅メダル、団体で銀メダルを獲得して、実績のある伊藤美誠選手と、どちらが選出されるのか、大きな注目を集めましたが、急成長を遂げた、張本美和選手に決まりましたね。すでに代表に内定していた、平野美宇選手や早田ひな選手とのダブルスの相性もいいですし、伸び代を期待されての選出なんだろうと思います。兄の智和選手との兄妹でのメダル獲得にも期待したいなと思います。可能性としては、兄妹でのミックスダブルス出場もあったりして…。
それにしても、オリンピック代表を争う今回の制度は、選手に過重な負担を敷いているのではないかと思います。休みたくても休めない。って言うのは、果たしてどうなのか？って。メダルを狙うのであれば、これくらい厳しい選考レースやら勝ち抜かなくてはならないって、いう意見もありますが、もう少し選手に対して、余裕のある選考レースを考えるべきではないかと思います。昔に比べたら、Tリーグの試合とか、世界選手権など、国内外で試合が大幅に増えているため、休養がなかなか取れないとのこぇもあります。参加する選手も生身の体です。肝心のオリンピックの時に、怪我したり、体を壊したりしては元も子もないですからね。
