今夜のご飯は、寒い季節になると食べたくなるおでん。空が昼過ぎから具材を煮込んでくれたので、おでんの出汁のいい香りが漂っていて、お昼ご飯食べた後にもかかわらず、お腹がグーってなってます。厚揚げ豆腐に、大根やはんぺんやこんにゃくに里芋などを煮込んで、あとは夕方になったら食べるだけ。大根や里芋は、実家でとれたもので、野菜高騰の中、実家が農家っていうのは、本当にありがたいです。出汁の染み込んだ、くたくたに煮えた大根は最高ですよね。あと、牛すじも入っていて、たまらんす☺️。
ところで、広島県の庄原市には、ご当地フードだと思うんですが、おでんうどんというのがあって、おでんの出汁で煮込んだ具材にうどんが一緒に入っていて、昔は芸備線と木次線が接続する備後落合駅でも売店で食べることができたとか。芸備線も木次線もかつては陽陰連絡の主要路線として機能していて、広島地区と松江・米子地区を最短経路で結ぶため、たくさんの急行列車が運転されていましたが、高速道路の開通や新幹線と伯備線の高速化などで、すっかり寂れてしまいました。昔はおでんうどん食べながら旅ができたんですね。おでんネタで昔の鉄道の風景を思い出した私です。
