2021年10月のハロウィンで賑わう京王バスの電車の車内で、多数の人をナイフで刺し、電車内に放火して多くの死傷者が出た京王線死傷放火事件で、殺人未遂などの罪で逮捕起訴された、服部恭太被告に対する裁判が開かれて、東京地裁立川支部は服部被告に対して、懲役23年の実刑判決を言い渡しました。大勢の人で賑わう電車内。それも停車駅の少ない特急電車内での事件で、社会に大きな衝撃を与えました。
犯行の動機は交際していた女性と別れて、仕事でのミスなどが重なり、次第に大勢の人を殺して死刑になりたいという、実に身勝手極まりない動機で、情状酌量の余地はないと指摘し、執行猶予などがつきませんでした。
電車内では逃げ場がなく、こう言った凶器を車内に持ち込まれて、犯罪が起きればどう身を守ればいいのかと考えさせられます。通勤時間帯だとおそらくみうごくも取れないと思います。防犯カメラを車内に設置したところで、犯罪を犯す奴は実行するでしょうし、どうすればこのような犯罪を防ぐためには、やはり改札機に金属探知機を搭載させる必要があるのかなぁとも思います。密室での犯行に対する防御策、何ができるんでしょうか。
