昨日、京アニこと、京都府宇治市にあった京都アニメーションのスタジオが放火され、36人もの方が亡くなり、32人の方が重軽傷を負った京アニスタジオ放火事件で、自らも全身の90%以上に重い火傷を負いながらも、一命を取り留めた青葉真司被告対する初公判が行われ、青葉被告は「こんなに多くの人が亡くなるとは思わなかった。やりすぎだった」と述べて、自らガソリンを撒いて放火したことを認めました。
弁護側は心神喪失で、無罪を求めた一方、検察側は「小説を盗作されたと思い込み、一方的に恨みを募らせた」などとして、刑事責任能力はあったとしました。
この事件、スタジオの一階の玄関にガソリンをばら撒いた後、放火したのではなかったかと思いますが、逃げ道を完全に奪われた状態でスタジオ内が火の海となって、多くの死傷者が出たわけで、これだけの残虐な事件を引き起こしておきながら、心神喪失だったので無罪だというのは、どう考えたって無理があるし、被害に遭われた方々や、ご遺族の方々の心情を逆撫でするのではないかと思います。玄関にガソリンをばら撒いて火を放てば甚大な被害が出るというのは、わかっていたはずで、心神喪失だったので罪には問えないと言われたら、被害に遭われた方々の胸中は怒りに満ちるのでないかと思います。
京都アニメーションは、ヴァイオレットエヴァーガーデンや、聲の形など、数多くの名作を生み出し、多くの人の心に響く繊細で美しい映像で私たちを魅了してます。そのようなこれからも数多くの活躍が期待されていたアニメーターが奪われてしましました。被告には怒りしかないですし、しっかり自分が犯した罪と向き合い、多分死刑になるかと思いますが、刑に服してもらいたいと思います。
