大阪市内で起きた、クリニックの入った雑居ビルが放火されて、24人もの方が犠牲になった事件。放火したとみられる谷本盛雄容疑者が、事前にガソリンを購入して、事件直前には自宅に火をつけるということも行っていました。
この事件は、たまたまクリニックを受診していた患者さんや、病院関係者の方々が犠牲になったわけですが、谷本容疑者自身も大やけどを負ってきけんな状態であるため、犯行の動機などはわかってないですね。
以前通っていた患者さんなどの話によれば、この病院はこころの病を抱えた方々の社会復帰を目指すうえで、大切な役割を果たされていたそうで、多くの人からも、亡くなられたドクターには感謝の言葉が効かれました。そして、これから先、多くの人の命が救えたはずだと。
この事件、またも何の罪もない、たまたまそこに居合わせただけの人が巻き込まれて、多くの命が奪われてしまいましたね。出入り口が一か所しかなくて、その出入り口をふさぐように立って、逃げるのを妨害したともいわれてますので、多くの人は建物の奥に逃げたみたいなんですが、逃げ場がなくて、一酸化炭素中毒で亡くなられました。
私はこの事件を見て、京都アニメーションの放火事件を思い出しましたね。本当、何の罪もない人が理不尽で、犯人の身勝手な動機によってなくなっていく、やりきれないですよね。
