sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

甲府の放火夫婦殺害事件に死刑判決

2021年10月に起きた、甲府市の放火夫婦殺害事件に死刑判決が言い渡されました。甲府地裁で開かれた裁判で、犯行当時19歳だった遠藤祐喜被告に対して、特定少年では初めて、死刑判決が下されました。

この事件は2021年10月に起きたんですが、ご夫婦の長女が交際を断ったにも関わらず、ご夫婦が長女との交際を阻んでいると一方的に恨みを募らせ、ご夫婦をナタで殺害した後にこのご夫婦の2人の姉妹も殺害しようとしましたが、姉妹はどうにか外に逃げ出しました。一家が暮らしていた自宅に放火したもので、残忍で残虐な殺害方法や、さらに姉妹の襲撃も考えて、襲撃に使う凶器の準備や計画性、その後も反省の態度が見られないなど、世間を震撼させた事件でした。

この事件、当時20歳未満ということや、弁護側は犯行当時は心神耗弱と主張して、死刑を回避するように求めてましたが、ここでも少年法のあり方が大きく問われましたね。18歳で選挙権が認められた一方で、20歳が成人とされるなど、いわゆるダブルスタンダードとなっていますが、私はこれだけの凶悪犯罪を犯した上に、反省の色も誠心誠意の謝罪もない場合は、たとえ未成年であっても、厳しい判決の回避は避けるべきだと思います。14歳以下の少年は罪に問えない少年法の適用がなされますが、触法少年として処分されますが、14歳にもなればことの善悪は自分で判断できるはずですし、まして犯行当時19歳という年齢であれば少年ではなく、大人としての責任を負わせるべきです。

この事件は、裁判員裁判で裁かれた判決ですが、ことの重大性や、凶悪性、残虐性が際立つ事件だったと思います。証拠としての犯行現場の写真や、証拠品見るなど、かなり精神的にも負担が大きかったと思います。この事件の裁判員裁判に携わった方には本当にお疲れ様でしたと思うと同時に、被告弁護側は控訴することなく、判決を受け入れてほしいと願う私です。