まずは前回の答え合わせからです。前回は時に大きな被害をもたらす雹についての問題で、何故雹が発生するのかを当てる問題でしたが、答えは上空に上がった水蒸気が冷やされて小さな氷の粒が出来上がります。この時地表が強い太陽からの放射熱で温められ、強い上昇気流で氷の粒が上空10,000メートル以上の高さまで上昇すると、氷の粒の周りの水蒸気が凝固して静電気の影響で氷の粒同士がひっつき、重さに耐えきれず地表に向かって落下しますが、地表付近で再び上昇気流によってじょうくうへはこばれ、さらに氷の粒同士がひっつき、巨大化して地表に向かって落下する。これを繰り返しているうちに上昇気流でも支えきれずに地表に落下して雹になります。まともに頭に当たったら、かなりの衝撃を伴いますので、くれぐれも気をつけましょう。
さて、今回の問題です。今回は日本各地に見られる峠の定義についての問題です。どのような地形を持って、峠と言うの当ててくださいね。