まずは前回の答え合わせからです。前回は土星のリングがどのように誕生し、将来どのようになるのかを当てる問題でしたが、答えは、今からおよそ1億年から4000万年ほど前に、土星のすぐ近くを周回していた氷でできた衛星が、土星からの強い重力と他の沢山の衛星との重力の影響で、強い潮汐力が働いて粉々に破壊されて、その破片がわずか数日で土星の周りに広がって、今の様なリングを形成し、土星探査機カッシーニの観測から、毎秒10トンもの土星のリングを形成している氷が土星本体に落下していて、およそ1億年後には土星のリングは完全に消失してしまうというのが正解です。リングの消失した土星って一体どのような姿になっているんでしょうね…。そのころになると、太陽系を今でいう観光旅行のように行けるようになっているかもしれませんね。
では今回の問題。今回は鈍行列車の運転距離に関する問題です。以前は日本各地で運転されていた長距離鈍行列車。今は運用の効率化などもあって、どんどん運転距離が縮小される傾向にありますが、そんな中でも250キロ以上を走破する列車も設定されています。では、今の日本の鉄道で最も長い距離を走る鈍行列車(特別料金が不要な快速列車を含む)が運行されている区間と走破する距離をお答えください。新幹線や飛行機で素早く移動するのもいいですけど、途中の景色をのんびり楽しみながらの旅もなかなかいいものですよ。