全日本スキー連盟は11日、ピョンチャンオリンピックの代表内定選手11人を発表しました。ノルディックスキー・ジャンプ男子は8大会連続の葛西紀明選手ら5人が選ばれました。今季ワールドカップ個人総合で日本勢最上位の小林潤志郎選手と弟の陵侑選手が初代表の座をつかみ取りました。ジャンプで兄弟が同時に選ばれるのは初めてだそうです。伊東大貴選手は4大会連続・竹内択選手は3大会連続です。
ジャンプ女子代表は前回ソチ大会で4位だった高梨沙羅選手ら4選手は札幌市内で記者会見し、高梨選手は「目標はピョンチャンオリンピックで金メダルを取ること」と語りました。同7位の伊藤有希選手は「チャンスをものにできるように準備したい」と述べました。勢藤優花選手と岩渕香里選手選手は初選出です。
アルペンスキー男子の湯浅直樹選手は2大会連続3度目、ノルディックスキー距離女子の石田正子選手は4大会連続で代表入りしました。雪上協議の代表は昨年12月にすでに発表された12人と合わせて23人になりました。全日本スキー連盟は1月下旬、ノルディック複合など、残る代表選手を発表します。
葛西選手が8大会連続のオリンピック出場ですか…。日本では歴代最多だとか。女子では橋本聖子さんが7回出場していますが、夏冬合わせての出場記録ですからね。冬のオリンピックだけで8大会連続というのは、やっぱりすごいなと思います。8回連続でオリンピックに出場して、リレハンメル大会ジャンプ団体で銀メダル・措置では個人ラージヒルで銀メダル・団体で銅メダルを獲得していますが、残るのはあと一つ、金メダル獲得目指して頑張ってほしいなと思いますが、ここのところ調子が上向かないのが気がかりですね…。
ジャンプ女子は高梨選手と伊藤選手の2枚看板が順当に選ばれましたね。高梨選手・伊藤選手ともに、ソチオリンピックでは、メダルを逃すという悔しさを味わってますので、今回は是が非でも、金メダル獲得目指して頑張ってほしいです。ただ、高梨選手もやや調子を落としているんですよね…。ワールドカップ通算53勝目を挙げていこうなかなか勝てない試合が続いているので、残り一か月でどこまで復調するでしょうか。
続々とオリンピック代表が決まってますが、オリンピックまで一か月を切りました。参加する選手はけがなどないように気を付けてもらいたいですね。頑張れ～ニッポン。
