sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

三菱電機、パワハラで自殺・遺族が提訴

 三菱電機の新入社員だった男性(当時25歳)が自殺したのは上司や先輩社員のパワハラや社内いじめが原因だったとして、東北地方に住む両親が27日、同社に総額1億1800万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴しました。併せて、来月にも兵庫労働基準監督署に労災を申請するということです。訴状などによると、男性は昨年4月に入社。兵庫県尼崎市にあるソフトウェア開発部に配属されましたが、同11月17日未明、社員寮で首をつって自殺しました。自室にあったノートには「私は自殺します。私は三菱につぶされましたという言葉で始まる4ページの遺書が残されていました。上司・先輩ら3人を名指しし、配属先が大学院時代の専門分野と異なるのに質問に答えてもらえない・職場全員の前で激しく非難・嘲笑された・開発費用の過大請求のための書類改ざんを指示されたなどと記されていたそうです。
 同社は今年7月、「上司らが不適切・不合理な指導をしていた事実はない」と両親に回答し、過大請求も否定しました。
 都内で記者会見した父親(56)と母親(48)は「入社8か月余りで、なぜ息子は命を落とすまで追い詰められたのか知りたい」と訴えました。同社広報部は「訴状を確認のうえ、真摯に対応する」とコメントしています。同社を巡っては、新入社員の男性(32)が月100時間を超える残業で適応障害を2014年に発症し、昨年11月に労災認定されました。この男性は取材に「自分もパワハラを受けた。会社は何も反省しておらず、怒りと悲しみで一杯だ」と話しています。

このようなパワハラ行為が発覚した場合、会社の信用も地に墜ちてしまい、あっという間に信用を無くしてしまうのが世間一般の常識だと思います。パワハラやセクハラなどといった行為は法律でも固く禁止されており、万が一発覚した場合は、社名の公表や刑事罰の適用など、大きな影響を与えます。パワハラやセクハラ行為なんかしたって、何の得にもならないばかりか、自分で自分の首を絞める結果になるということがきちんと理解されてないんでしょうね。こういうことが頻発する会社では、恐らく社員教育がきちんとなされていないのではないかと思います。社員教育がきちんと行われていれば、このような悲しい事件は防げたはずです。上に立つものがボンクラで、部下のことなどなんとも思っていないような状態だからこのようなことが起こるわけであって、これで子供たちに「いじめはいけないことだ」などと言っても説得力がないと思います。大人の背中を子供たちはつぶさに見てますからね。大人の世界で起こるいじめやパワハラの縮図が子供たちの世界の悪質ないじめにつながっているんだと思います。そして、このような、会社にとって不都合なことが公になると、会社は隠蔽を図って事実を揉み消そうとするのも、教育の現場で起こっているいじめ自殺事件そっくりです。
 わが社でもしこのようなパワハラ行為やセクハラ行為など、悪質な職場でのいじめや嫌がらせが発覚した場合は、理由の如何を問わず即刻首が飛び、退職金も支払われません。それどころか、会社の信用を傷つけたとして損害賠償請求を起こされる決まりになっています。それだけ厳しい対応を取らないとこういった悪質な行為がなくならないということの表れだろうと思います。こういったことを行った社員は首にすべきです。