sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

スポーツ選手の引き際…

 今年のプロ野球も佳境に差し掛かり、サマースポーツから順次ウィンタースポーツに切り替わってきてますが、そんな中で今年も数多くのスポーツ選手が引退を発表しました。フィギュアスケート浅田真央さん・女子ゴルフの宮里藍さん・女子テニスのクルム・伊達公子さん・わがタイガースからは安藤裕也さんが引退を表明しました。
 いずれも数多くの実績を残した選手ですが、いずれの選手の引退会見を見てみても、自分の力を出し切った・やり切ったという表情をしていて、晴れやかな感じがしました。スポーツ選手にとってはいつかはやってくる現役からの引退。惜しまれながら引退できる選手はほんの一握りでしかないと思います。数多くの選手はチームからの戦力外通告であったり、実績を残せないまま、ひっそりと引退する選手がほとんどではないかと思います。
 そんな中で数多くの実績を残せた選手は、私たちの知らないところで血のにじむような努力をしてきたんだろうと思いますし、常に自分に対して厳しい人であったのではないかと思います。
 そう考えると、私にも必ず訪れる定年退職という現役からの引退の時。その時に自分はどんな実績を残すことが出来たのか。これから先、まだ14年5か月残っている現役生活の中でどれだけのことをできるのか、ふとそんなことが頭をよぎりました。今は仕事を教えてもらう立場から、後進の育成のために仕事を教えることの方が多くなった私ですが、自分に与えられた仕事に対して「まぁ、これくらいいいじゃろう」というような考えは持ってはいけないなと引退の記者会見を見ながら思った次第です。自分の仕事に対しては「これくらいいいじゃろう」じゃなくて「こうじゃないとだめだ」という、自分を厳しく律する態度が改めて必要だと思った私です。
 それともう一つ重要なことが、現役を引退した後のセカンドライフをどのように過ごすのか、ということも考えておかなくてはいけないなと思います。私は幸いなことに母の実家が農家をやっていて、引退後は農家をついで息子と一緒に畑仕事に精を出すことが出来ます。スポーツ選手の引退会見を見て、いろんなことが頭の中をよぎった私です。