厚労省は17日、2016年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待件数は、前年度比18.7％増の122578件だったと発表しました。1990年度に統計を取り始めて以降、26年連続で増加しました。近年、子供の前で親が配偶者に暴力を振るう「面前DV」が虐待として認知され、警察からの通報が増える傾向が続いています。
虐待に内容別では、言葉や態度で子供を傷つける「心理的虐待(63187件)」で全体の52％を占めているそうです。面前DVは心理的虐待に当たるとのことです。「身体的虐待」は26％(31927件)、ネグレクト(育児放棄)21％(25842件)、「性的虐待」が1％（1622件）だったそうです。
通報が最も多かったのは警察で、全体の45％を占める（54814件）(前年度比42％増)だったそうです。警察庁が16年4月、全国の警察に虐待が詩ぐぁれる通告の実施などぉ求める通知を出した影響もあったとみられています。他に近隣住民や知人(17428件)(全体の14％)・家族(9539件)(同8%)・学校などが8851件(同7％)など。
都道府県別では大阪府が17743件(前年度比7％増)で最多。東京都が12494件(同26％増)・神奈川県が12194件(同5％増)だったそうです。、あた、厚労省の専門委員会では、15年度に虐待で死亡した子供(心中を除く)の分析結果も公表されました。都道府県などが「虐待による死亡と断定できない」と報告した12人も含め調査したそうです。専門委は12人中8人につてい「虐待死」と判断。虐待死した子供は計52人で、0歳児が最多の30人(57％)主な加害者は実母が26人(50％)・実父が12人(23％)などだったそうです。
この統計、過去最多の122578件だったということですが、恐らくこの数字は氷山の一角だと思います。現に私の息子も元嫁からネグレクト・身体的・心理的虐待を受けていましたから。たまたま警察沙汰・児相通告などにならなかっただけで、こういった事案は多いのではないかとい思います。こういった表に出ない虐待も数えると、ものすごい件数になるんじゃないかと思います。この2倍・3倍といった数字になるんじゃないかと思います。
それにしてもこの数字、本当に多いですね…。なぜ自分の子供に対して虐待をくわえることが出来るのか、私にはそう言った経験がないので、加害者側の気持ちは理解できません。きっと自分の思い描いた子育てができないという焦りみたいなのもあるんじゃないかと思いますが、子供は親の所有物ではなく、人権という大事な権利を持った一人の人間なんです。元嫁みたいに自分の子供だから何をしてもいい・あるいはあからさまに兄弟で差別的な扱いをするなどというのは、絶対にあってはならないと思います。元嫁は息子と次男とであからさまに差別的な扱いをしていましたからね。ただ、この中で次男は兄想いの優しい子どもとして育ってくれました。これで、次男までもが息子のことを攻撃するようだと、完全に息子は壊れてたかもしれませんね。本当、虐待はどんな理由があるにせよ、あってはならないことだと思います。
