sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

プレアデス星団とヒアデス星団

 今日はよく晴れていて、夜空もきれいなので、ちょっと外に出て、おうし座にあるプレアデス星団と、ヒアデス星団を写してみました。プレアデス星団の和名はスバル(漢字では昴)で、古くから星の集まりとして知られており、スバルのほかにも、むつら星・ごちゃごちゃ星などという呼び名もあります。清少納言も、枕草子で「星は昴、夜這い星いとおかし」と詠んでいます。つまり、星の中では、スバルが一番美しいと書いています。ちなみに夜這い星というのは、流れ星のことを指しているそうです。
 一方のヒアデス星団は、おうし座の一等星アルデバランが星団の中に位置しており、こちらもよく目につく星団です。こちらはプレアデス星団よりも広くまばらに星が散在しているので、望遠鏡で観察する場合、高倍率にするよりも、低倍率で観察したほうが見やすい天体です。そんな今日のプレアデス星団とヒアデス星団です。
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こちらが昴こと、プレアデス星団。露出時間は5秒ほどですが、短時間でも、このような暗い星まで写ってくれます。この星団は若い星の集まりで、太陽よりも大きな星が瞬いています。ちなみに太陽をプレアデス星団のところまで遠ざけると、肉眼では見えなくなってしまい、大型の望遠鏡を使って見えるかどうかという明るさになってしまいます。
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そしてこちらがヒアデス星団。この中で一番明るい星が、アルデバランです。プレアデス星団に比べると、大きく広がっていることがお分かりいただけるでしょうか。
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そしてこちらが、おおいぬ座シリウス。焼き焦がすものという意味があるそうです。

今日はそんなに寒くないので、宵のうちのスターウォッチングを楽しんだ私です。