この日は晴れていて日中は暑かったんですが、日が暮れると急激に気温が下がって、肌寒さを感じるくらいでしたので、持参したパーカーを羽織りました。
夕方6時40分ごろに見た半月。この時点では、うっすらと月の模様が見えている状態でした。
こちらが日原天文台のドームです。黄昏行く中、たたずんでいました。
到着してからおよそ45分が経過した後、撮影した半月。私の持っている200ミリ望遠レンズでも大きなクレーターが写ってくれました。
そしてこちらが日没後、明るく光る木星です。地球から見える天体の中では、太陽・月・金星に次いで四番目にい明るい天体です。望遠鏡では木星本体と、木星の周りをまわる4大衛星のうち、イオ・ガニメデ・カリストを見ることができました。私が行ったときは、エウロパは木星の上空を通過中で、地球からは夜の部分が見えているということで、望遠鏡でも見ることができませんでした。
いよいよ望遠鏡のあるドームの中に入って、天体観測開始です。この時見た天体は月・木星・おとめ座のスピカ・牛飼い座のアークトゥルス・おおぐま座のM82銀河・ヘルクレス座の球状星団・かに座のプレセぺ散開星団・火星を見せてもらいました。非常に印象的だったのは、おとめ座のスピカでしょうか。純白に輝く姿から、真珠星とも呼ばれていますが、本当にきれいでした。
望遠鏡の接眼レンズにデジカメを押し当てて撮影した、月の表面です。
観測が終わった後、再び三脚にデジカメをセットして撮影した木星です。四大衛星の一つが写ってますね。400ミリくらいの望遠レンズだと、もう少し大きく見えるんでしょうけど、私の持っている200ミリ望遠では、これが限界でした。
この後国道9号線を走って帰ったのが夜11:30分ごろでした。この前はあまり人がいなかったので、大サービスで2時間くらい、天体を見せてもらうことができました。