EUからの離脱か、残留かを問う国民投票の日を迎えたイギリス。日本時間の午後３時から投票が始まった国民投票ですが、今のところ残留派と離脱派の差はわずかで、拮抗しています。果たしてイギリス国民が下す判断はどのようになるのでしょうか。国民投票の結果は、早ければ、日本時間の明日の昼頃には判明する見通しだそうです。
そもそもの子の国民投票の発端となったのが、移民の問題。移民が数多く流入してきて、イギリス人の雇用を奪っているという主張が流れ始めたのが始まりでした。EU域内では人の行き来が自由で、移民もこれまで多く受け入れられてきました。それがイギリス人の雇用を奪っているというのですが、果たして本当のところはどうなんでしょうか。
ただ、EUからの離脱が決まると、経済規模ではドイツに次いで２番目・EUに拠出している金額は３番目ということで、EUにとっても大きな打撃になることは間違いないと思います。このため、イギリスのキャメロン首相は残留への支持を獲得するために躍起になっていますが、私の個人的な感じとしては、離脱のほうが優勢なのかなぁって気がします。
この問題。実は、私の会社にも深く関係しており、イギリスがEUから離脱すれば、ほかのEU加盟国に物を輸出する場合、関税がかかるようになります。そのぶん、イギリス製の製品が割高になって、輸出が伸びなくなって、イギリス国内の企業の業績が悪化し、最終的には、イギリス経済が停滞し、イギリス向けの車も売れなくなるということが考えられます。私としては残留してほしい気がしますが。
また、これだけ世論が二分されていると、どちらの結果が出るにせよ、大きなしこりが残るのではないかと思います。今日の国民投票の結果が出るのは明日の昼頃です。私も注目してみたいと思います。
