今日６月２３日は、71年前の太平洋戦争で、日本軍による組織的な戦闘が終わった日とされていて、沖縄慰霊の日になっています。3月に沖縄に上陸したアメリカ軍と、本土上陸を阻止しようとする日本軍との間で激しい戦闘が行われ、沖縄県民も含めて20万人が命を落としたといわれています。糸満市の摩文仁の丘にある平和祈念公園には、平和の礎があり、犠牲になられた方々の名前が刻まれています。
私も修学旅行や新婚旅行でこの地を訪れたことがあるんですが、ひめゆり学徒隊の生存者の方々が語られる、戦争体験は、本当に悲惨なものでした。銃弾が激しく飛び交う中を必死になって日本兵とともに行動を共にして、圧倒的に薬が不足する中、各地を転々とし、多くの若い方が亡くなられました。ひめゆり学徒隊の方の話を聞いたときは、本当に涙が止まらなかったです。
あの悲惨な過去とは対照的に広がる沖縄の青い海と青い空。本当にあのような悲惨なことが本当にあったのかとさえ思えてくるような美しい光景が広がっています。そして、その沖縄に似つかわしくない、米軍の巨大な戦闘機。そして今も大きな負担を強いられている沖縄の人たち。日本政府もアメリカ政府も、沖縄が置かれている状況をもっと直視して、沖縄の重い負担を減らす努力をしてほしいものです。
もうこれ以上、米軍関係者が引き起こす、悲惨な事件や事故は見たくないです。
