昨日投票が行われたイギリスの総選挙。イギリスのEU離脱を最大の争点におよそ一ヶ月に及ぶ選挙戦が展開されましたが、投票結果はボリス・ジョンソン党首が率いる与党保守党が、最大野党労働党を大きく引き離しての圧勝という結果になりました。この結果、イギリスは来年1月末をもって、EUから離脱することになりました。私もこの選挙には注目していたんですが、イギリスがEUから離脱するとなると、どういう結末が待ち構えているかわからないだけに、世界経済にどのような影響が出るのか、注視する必要があるのではないかと思います。
イギリスがEUから離脱する道を選んだのは3年前の国民投票で、離脱派が過半数を超えたためですが、その後は離脱交渉が難航し、決められない政治がずっと続いて、昏迷を深めてましたが、これで一応の結果が出たわけですが、イギリスのEU離脱の影響を避けようと、早くもイギリスから事業の撤退や、生産拠点をイギリス国外に移すなどの影響が出始めています。私は個人的にはイギリスがEUから離脱して得られるメリットよりも、デメリットの方が大きいのではないかと思います。私が以前務めていた会社でも、イギリスはドイツに続いて、ヨーロッパでは輸出額の多い国で、恐らく大きな影響が出るものと思います。また、今私が務めている会社でもイギリス向けの製品がたくさんあって、何らかの影響を受けるのではないかと思います。どんな影響が出るかわからないだけに、ちょっと不安を覚えますね。
