今日の新聞に掲載されていた、東京オリンピックに関するニュース。スイスのローザンヌで開かれたIOCの理事会で、2020年東京オリンピック組織委員会が追加種目に提案していた5競技18種目を、8月のIOC総会に一括提案することが決まりました。野球・ソフトボールなど全種目の採用が濃厚となったということです。IOCは「実施競技における近年で最も重要な変革になる」と評価。総会で委員会の過半数の賛成を得ることができれば、正式決定となるそうです。
ほかの4競技は空手・ローラースポーツ(スケートボード)・スポーツクライミング・サーフィンで、理事会の全会一致で承認されました。特に評価されたのは、開催国の人気競技と若者向けの教義を組み合わせた点。IOCのジョン・コーツ副会長は「野球・ソフトは日本人に大事なスポーツで強く支持する。空手は伝統があり、世界中に広まっている。スポーツクライミングなどは、若者向けだ」と説明しました。
野球では、選手の派遣に消極的なメジャーリーグの姿勢が課題とされていますが、キット・マコーネル競技部長は「他の競技と一括で投票されるので影響しないと思う」と語りました。
野球・ソフトボールがオリンピックの舞台に帰ってくる…今から楽しみですね。ソフトボールは、北京オリンピックでは、決勝戦でアメリカとの死闘の末に金メダルを獲得しました。あの時の上野選手の力投は、今でも鮮明に記憶に残っていますし、表彰式の時の感動的なシーンはいまも印象に残っています。
その前にもうすぐやってくるリオデジャネイロオリンピック。このオリンピックではどんなドラマが用意されているのか、今から開幕が楽しみですね。