東京体育館で行われている、リオデジャネイロオリンピックの最終予選。日本は昨日のオーストラリア戦前まで、ベネズエラにセットカウント3-1で勝った後、中国・ポーランドにストレート負けを喫し、アジア最強ともいわれるイランとの対戦でもセットカウント3-1で敗れ、3連敗をしていました。そして、もう負けられなくなった日本代表ですが、昨日のオーストラリア戦でも第一セットを落とし、第二セットは奪い返したものの、第三・第四セットを立て続けに落として、通算成績は1勝4敗となり、残りの試合をすべてストレート勝ちしても、セット率の関係で4位以上に入ることができなくなったため、事実上オリンピック出場の道は閉ざされました。
試合結果を見てみると、いずれのセットもせった試合が多かったんですが、あと一つ、何かが足りなかったんだろうと思います。
次の東京大会は開催国枠で、無条件で出場できますが、8年後のオリンピックを見据えた時に、何をしなければいけないか、これではっきりと見えたのではないかと思います。2024年のオリンピックの時に主力となるのは、小学校高学年から中学生のジュニア世代です。今から有望な選手を見つけては育て上げて、将来のエースアタッカー・エーススパイカーを育てないと、ほかの国の技術の向上についていけないと思います。
これは、同じくオリンピック出場を逃したなでしこジャパンにも言えることで、いかに将来の主力を担う、ジュニア世代の選手を育てていくのか、大きな課題だと思います
