昨日、私がバレーボールの試合をテレビ観戦していたら、父が驚いた感じの声で私を呼びに来ました。
「月が赤い」というのです。父は何かが起こる前触れなんじゃないかとビビってましたが、別に珍しい現象でもないので、父になぜ月が赤く見えているのかということを説明しました。月が赤く見える理由は、朝焼けや夕焼けと同じ現象で、月が見ている人から見て、地平線に近いところに位置しているときは、地球の分厚い大気の層を月の光が通過してくるので、城に近い、短い波長の光が大気に吸収されて、赤い光が通り抜けて来るから赤く見えるんだということを説明してやると、『なんだ、そういうことか』と言っていました。