sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ロシアがショッピングモールを爆撃

 ウクライナでの爆撃を続けるロシア軍。昨日になってさらに戦慄の映像が届けられましたね。ロシア軍が放ったミサイルが、キエフ市の中心部に位置するショッピングモールを爆撃したということですが、ショッピングモールというと、多くの人が日常生活用品をもとめに集まってくるところですよね。生鮮食料品ですとか、日用雑貨とか、生活必需品とか。そう言った普段の暮らしになくてはならないものを爆撃して、市民の生活を困窮させて降伏を迫るのが目的なのかもしれませんが、この前の子供や女性が多く非難している劇場の爆撃や、各地の原子力発電所を襲撃して制圧するなど、もはや当初の大義名分などどこにも存在せず、プーチンと、その取り巻きのくだらない意地と名誉のために、何の罪もないごく普通に暮らしている人達を虐殺しているだけじゃないのかって私は思います。ショッピングモールを爆撃したのは、専門家の話では、市街戦の突入したときに、高い建物が残っていると、上から狙撃される恐れがあるためだとか。そのために多くの命が奪われることになったなんて、あらためて戦争の愚かさを見せつけられたような気がします。

 

 いまロシアがウクライナでやっていることは、太平洋戦争開戦前のようにも思えます。日本は満州事変などを起こして国際世論から孤立し、あらゆるスポーツの大会からも除外されて、とても勝てる見込みのない戦いに突き進んで知って、その行き着いた先が広島長崎への原爆投下や日本各地に甚大な被害をもたらした空襲であり、さらには植民地支配していた地域への天文学的な金額の国家賠償でした。少しでも戦争反対の声を上げると、反戦を訴えたとして非国民というレッテルを貼られ、徹底的な差別をうけ、司法当局に拘束され、激しい尋問を受け、厳しい刑罰を加えられました。かつて日本で行なわれた弾圧が行われているのです。

ロシアは今、国際協調の枠組みから大きくかけ離れて、どんどん孤立化を深めています。これからは莫大な戦費が重くのしかかってくるはずですし、厳しい経済制裁が実施されて、それが原因で国民生活が大きく困窮し、おそらくプーチンや政権中枢部にいる人物は戦争犯罪人として処刑されるのではないかと思います。さらにはウクライナが被った、直接的な賠償や、周辺国に対しては、多くの難民を受け入れたことによって生じた賠償責任をも問われると思いますし、さらにはウクライナの人々に対する国家賠償責任も問われると思います。その一方で厳しい経済制裁の影響で国内経済は大きく落ち込み、経済制裁が解除されても、ロシア国内の経済は大混乱に陥ると思います。もうおそらくプーチンや政権幹部には、このような愚かな戦争をやめるという選択肢はないのだろうと思います。ここまで来たら、ロシア国内からプーチンを倒せという声がつきあがってこない限り、事態の収拾は見込めないのかなっていう気がします。