sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

FIFAの不祥事

 このところ大きく報道されて、世間をにぎわしているFIFA(国際サッカー連盟)の不祥事。大会の誘致などを巡って、副会長などの幹部が多額の賄賂を受け取っていたことが大きく報道されていて、事件はブラッター会長にも波及し、捜査の手が伸びるのではないかといわれています。
 そんな中、今日の新聞ではゼップ・ブラッター会長(79)が、スイスのチューリッヒFIFA本部で開いた記者会見で辞意を表明するとともに、12月~来年3月に開く予定の臨時総会で後任が決まるまでは会長職にとどまり、「抜本的な改革に取り組む」と語ったそうです。
 ブラッター会長は、次期会長選を行う総会では改革案の承認も得るべきだとし、具体策として腐敗の温床と批判されてきた理事会の構成を見直す考えを示しています。6ある大陸連盟がそれぞれ各自に各連盟選出の理事を決める現在の方式から、加盟209協会が集まる総会での選出に改め、FIFA本体が適格性を審査できるようにするそうです。
 副会長ら幹部が起訴・逮捕された中で5選を決めた5月29日の総会から4日後に辞意を表明したことに「FIFAメンバーからの付託を受けたが、ファンを含めたサッカー界全体からは信任されていないと感じた」と説明しましたが、これでは説明不足ではないかと思います。
 一方アメリカメディアは2日、FIFA汚職を巡って司法当局が「ブラッター会長の立件を視野に入れて捜査している」などといっせいに報道。きっかけとなったのは、2101年ワールドカップ南アフリカ大会招致をめぐり、協力への見返りで、ジャック・ワーナー元副会長側に提供された1000万ドル(約12億円)の問題。FIFA南アフリカ大会開催費用の一部が充てられ、スイスの講座から元副会長が管理するFIFA傘下団体のアメリカニューヨークの口座に送金されており、ニューヨークタイムズは、ジェローム・バルクFIFA事務総長の指示だったと報じています。
 FIFAは2日、生命で送金の事実は認めたものの、南ア側からの依頼で行なった支援事業だったと主張しています。

4年に一度のこのスポーツイベントを楽しみにしているファンも多いですし、今月開幕する女子ワールドカップにも水を射すような事態になっていて、私としては残念と言うよりか、結局は金儲けのために・私腹を肥やすためにやっていたのかって思います。これだけの不祥事を引き起こしておきながら、ブラッター会長が何も知らなかったでは済まされない問題でしょう。一部報道によると、2018年ロシア大会・2022年かタール大会の招致にも不正送金・賄賂が横行していたのではないかといわれています。いっそのこと、FIFAの幹部全員を解任させて、新たに主要ポストの人事を選びなおすくらいの改革が必要でしょうね。毎日ワールドカップ出場目指して頑張っている選手や、ファンを裏切った責任は重いです。