sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

トルコとブラジルのデモ

 ここ最近世間をにぎわしているのがトルコとブラジルのデモ。トルコのイスタンブールで行われているデモはトルコの首相のイスラム化とも取れる政策とイスタンブール市内の再開発をめぐって起こったものですが、オリンピック招致を目指すイスタンブール市にとっては、大きなマイナス要因になっているのではないかと思います。デモ隊の強制排除をするため、警官隊を投入するなど、デモ隊との衝突は激しさを増しています。でも、オリンピック招致を目指すのであれば、ある程度のインフラ整備など、再開発はやむおえない面もあると思うのですが。今年のIOC総会のまえまでに、平和的に解決されることを望みます。そして正々堂々とオリンピック招致合戦を繰り広げてほしいと思います。
 一方のブラジルですが、今はサッカーのコンフェデレーションカップが行われており、来年のワールドカップのプレ大会として大事な時期ですが、ワールドカップスタジアム建設のために巨額な費用が投入されており、教育や福祉にその費用を使うべきだということで、デモgは各地に拡大したわけですが、ワールドカップにしても、2016年オリンピックにしても、ブラジル国民の多くの賛同が得られたから、開催が決まったわけで、それを今頃になって巨額の費用を使うスタジアム建設より、教育・福祉に使えといわれても、どうしようもない面もあると思います。しかし、ブラジル国民の言っていることもごもっともで、サッカースタジアムを新たに建設しなくても、既存の施設で充分まかなえるような気もします。新たにスタジアムを建設するとなれば、地元の建設関係者は潤うでしょうが、その潤いが末端までいきわたるかというと必ずしもそうではないと思います。2016年オリンピックのときはなるべく既存の施設を使うようにして、教育・福祉に税金を使うようにすれば国民の不満も噴出すようなことはなくなるのではないでしょうか。
 これは2020年オリンピック招致を目指す東京も同じです。これらの都市で起こっているデモを対岸の火事と捉えずに、なるべく既存の施設を使って招致を目指す。そういった方針が評価されてもいい様な気がします。