昨日、JR東日本から東京の上野駅と札幌駅の間を東北本線・いわて銀河鉄道線・青い森鉄道線・津軽線・津軽海峡線・江差線・函館本線・室蘭本線・千歳線経由で結んでいる寝台特急北斗星が来年3月のダイヤ改正で定期列車としての運転を終えて、来年8月で臨時列車としての運転も取りやめるという発表がなされました。
北斗星が登場したのは1988年。フランス料理が楽しめる食堂車や豪華個室寝台を連結した列車として人気を博し、今でも利用率が高い列車の一つですが、車両の老朽化と、2016年に開業が予定されている北海道新幹線の試験走行により、運転時間の確保が難しくなったというのが主な理由だそうです。
私は旅行で昔は寝台列車のお世話にもなりました。特にあかつきや日本海に乗ったのは今も旅をしたときのいい思い出に残っています。こうした歴史ある列車が引退するのは惜しい気もしますが、これも時代の流れなんでしょうね。一度でいいから乗ってみたかった北斗星もトワイライトエクスプレスも同じ日に引退することになってしまいました。ただ、カシオペアについては廃止とか引退とかの報道はなかったので、今後も運転されるんじゃないでしょうか。何としても夜行列車の存続を望みたい私です。
かつては色々な流行歌にも歌われた寝台特急。その栄光ある歴史も過去のものになってしまうんでしょうね。残念です。
