盆連休の列車の旅。中日は甲府から中央本線に乗って東京に出た後、新橋に移動して、そこから地下鉄に乗り換えて泉岳寺へ。ここから京浜急行線全線のりつぶしたあと、横須賀線経由で鎌倉へ。そこから江ノ電に乗って湘南海岸を観光しながら藤沢から東海道本線を西に走って小田原。
甲府を出てしばらくすると、次第に甲府盆地の外延部に差し掛かり、急勾配を登っていきます。そこから眺める甲府盆地の風景が雄大で中央本線の見所の一つになっています。天気がよければ、進行方向右側に富士山も見えるんですが、生憎この日も雲が多く、富士山は見えませんでした。
甲府を7:14分に出て、東山梨→山梨市間で写した富士山の見える方向。雲がなければ、富士山の山頂部分が見えるはずなんですが。
そしてこのあたりはブドウの一大産地として知られており、ブドウ畑があちこちで見られました。
そして以前は勝沼と呼ばれていた、勝沼ぶどう郷駅。甲州市と言えば甲州ワインで有名なところですよね。以前訪れた時にお土産に買って帰ったんですが、柔らかな口当たりとほんのりと甘い香りが特徴的なワインでした。
このような山深い風景も高尾までで、高尾で東京行きの特別快速に乗り換えると、あっという間に東京の通勤圏内に入ったと実感します。高尾から東京までおよそ1時間、それまでののんびりとしたローカル的な雰囲気から通勤ラッシュのような電車への乗換えとなりました。東京に着いたのが10時過ぎ。通勤時間帯でもないし、ましてや盆連休で帰省している人も多い中、通勤列車並みの混雑とは・・・。普段だったらもっとすごいんでしょうね。