sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

西東京市の男子中学生自殺事件・父親を虐待容疑で逮捕

 西東京市で7月30日、中学2年生の長男が父親に暴行されたあと、自殺した事件で逮捕された父親が、「長男は自分が殺したようなものだ」と供述していることが明らかになったそうです。
 きのうの午後6時過ぎに開かれた臨時の保護者会のために学校に集まった保護者の表情は一様に重たいものだったそうです。
 「24時間以内に首でもつって死んでくれ」中学二年生の長男に暴行を加えたあと言い放ったという言葉。長男はその翌日朝、自宅で首をつって自殺しているのを母親によって発見されたそうです。
 傷害の疑いで逮捕され、8月1日に送検された父親の村山 章容疑者(41)
 村山容疑者は、自殺した長男の母親と4年ほど前から交際を始め、アパートで同居するようになったそうです。
 警視庁によると、そのころから長男を殴り始めたそうです。
 当時小学5年生だった長男を、初めはボクシンググローブをつけて殴っていたそうです。
 暴行した理由を「息子を強くしようと思って殴った。言われたとおりふすまを開け閉めしなかったので、殴った」と供述しているようです。
 そして長男が自殺する前日も、暴行したあと、「24時間以内に首でもつって死んでくれ」等と言ったとされています。
 日常的に暴行が繰り返されていたと診られる今回の事件、これまでにもこのような最悪な事態を防ぐためのシグナルは送られていたと言います。
 中学校の担任教諭は把握していたと言います。
 学校側が長男お顔に痣があるのを確認していたのは、2013年の秋ごろと、2014年春の2回
 しかし、どちらも長男が父親に叩かれたと話したものの、学校側は児童相談所に通報するなどの措置はとっていなかったということです。
 市教委は、取材に対して、2014年6月に行われた体育祭の組体操などで、上半身裸になった際もあざなどは確認できず、虐待だと思わなかったと説明しています。しかし、同級生は、全く逆の証言をしています。「運動会の時に気になった。組体操で、上半身脱ぐんですけど、そこにちょっと傷があるなと思った」と証言しています。
 そして、体育祭直後の6月中旬、村山容疑者は体調不良と本人の事情を理由に、長男がしばらく欠席すると連絡。これは日常的な虐待をかくすためだったと見ているようです。
 
長男に対し、死んでくれ等と繰り返していた場合、人に自殺を促す自殺教唆の積荷と割れる可能性もあるそうです。「長男は自分が殺したようなものだ」と供述していることが明らかになったと言うことです。
 
長崎で起こった女子高生が、同級生に殺害される事件に続いて起こった今回の問題。まず私は2つ問題があると思います。
 
まず、父親である村山容疑者が死んでくれと言っていたことや、日常的に暴力をふるっていたことに対し、母親がなぜ警察なり、児童相談所などに相談しなかったのか、自分の息子が目の前で暴力をふるわれたり、暴言を浴びせかけられているのに、なぜ行動を起こさなかったのか、こういう点も追求する必要があるんじゃないんでしょうか。
 そしてもう一つが、顔に殴られたあとが、あざとなって残っているのに、児童相談所に通報しなかったのか、なぜ虐待を疑わなかったのか。しかも父親に叩かれたと行っているのに、何の対応もとらなかったのは、学校側にも責任があると思います。もっと回りの関係者が速く手を打っていれば今回の自殺事件も防げたのではないか?そう思う私です。虐待防止法では、虐待が疑われる場合は、児童相談所や警察などに相談・通報することが義務付けられていますが、それが守られなかったと言うのは残念というよりも、職務怠慢だと思います。
 
私が以前からこのブログを通して何回も訴えかけているのは、私が過去に壮絶ないじめ体験を経験してきて、そこから、言葉というのが人に生きる希望や夢や勇気を与える道具にもなれば、人を殺す凶器にもなるんだと言うこと。だからこそ人と話すときの言葉遣いには普段から注意が必要なんだと言うこと。本当に今まで過去に何度も「志ね」と言われて、それを苦にして自殺してしまった児童・生徒がたくさんいます。そういったかこの教訓から、いい加減何かを学び取って欲しい。それが実際に自殺直前にまで精神的に追いつめられた経験のある私の想いです。