今日で修学旅行中の高校生を含む多数の乗客が犠牲となった韓国旅客船「セウォル｣号の沈没事故から一週間になります。この一週間で船を運航していた船会社の乗員に対する安全避難訓練を行っていなかったことや、乗客の安全・命を最後まで守る義務のある船長や、船員がいの一番の脱出していたこと。そして、乗客にその場にとどまるようにという誤った指示を出していたことなど、問題が次々と明るみに出ています。
韓国では過去にもデパートの崩落事故や橋の崩落事故・地下鉄電車の放火による火災の際の乗務員の誤った対応により多数の乗客が焼死するなどの、安全性に疑問が投げかけられるような事件・事故が、過去にも起こっています。韓国の新聞社が社説で「わが国は3流国家だった」という論調を述べていますが、3流国家だったと嘆く暇があったら、なぜこのような事件・事故が後を絶たないのか、韓国メディアは、国や企業のトップを追求しなさいといいたいです。竹島を巡って反日感情を煽っている場合じゃないでしょう。多くの自国民が、船長の殺人にも等しい行為によって失われたんですから、その責任を厳しく追及する姿勢を示してほしいと思います。
そして今回の事故で失われた多くの若い命に鎮魂の意を表したいと思います。
