sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

I LOVE YOU

 あさってはロックシンガー、尾崎豊さんの命日です。26歳での突然の死に、多くの当時の若者が耳を疑ったものです。なぜ?という思いが渦巻いていました。私も、当時人気が高かった彼が亡くなったのか、その理由がわかりませんでした。
 大人に対する反骨心や決まりに抗いながらも、懸命に生きようとする歌詞が、若者の心をひきつけて、若者の教祖などとも呼ばれていました。
 初めて彼の曲を聞いたとき、歌詞の感じからして、不良っぽい感じがしたんですが、今になって改めて聞いてみると、彼が若い人たちに伝えたかったことの思いがなんとなく理解できます。私にも、わけもなく両親に反発してみたり、真正面から衝突してみたり、そういう時期がありました。相した若者の心の叫びがこめられているような、そんな気がします。
 
そんな彼の残した曲の中でもお気に入りなのがI LOVE YOUです。
 大人に翻弄されながらも、懸命に自分たちの愛を貫こうとする、若者の青春を歌ったような感じのする曲です。お互い寂しい思いを抱えながら、お互いのぬくもりを求めて恋に落ちていく二人…。まさにドラマティックですね。
 
I LOVE YOU
作詞 作曲 尾崎 豊 編曲 西本 あきら
 
I love you今だけは悲しい歌聞きたくないよ
I love you逃れ逃れ辿り着いたこの部屋
何もかもが許された恋じゃないから
二人はまるで捨て猫みたい
この部屋は落ち葉に埋もれた空き箱みたい
だからお前は子猫のような泣き声で
きしむベッドの上で優しさを持ちより
きつく体抱きしめあえば
それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に
 
I love you若すぎる二人の愛には触れられぬ秘密がある
I love you今の暮らしの中では辿り着けない
ひとつになり重なり生きてゆく恋を
夢見て傷つくだけの二人だよ
何度も愛してるって聞くお前は
この愛なしでは生きてさえゆけないと
きしむベッドの上で優しさを持ちより
きつく体抱きしめあえば
それからまた二人は目を閉じるよ
悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に
 
なんか、彼が歌を通じて伝えたかったことがすべてつまっているようなそんな気がします。彼がなくなってもう22年がたとうとしていますが、今になって改めて聞いてみると、いい曲だなぁと思います。今のティーンエージャーがこの曲を聞いたら、どんな感じを受けるんでしょうか