このまえ、息子が寄宿舎から帰ってきて本を出しっぱなしにしていたので、私がもとのあったところにしまおうとして、何気なく息子の出した本を見てみると、私の小学校の卒業アルバムが出してありました。そしてページをめくっていくと、私のクラスの卒業生のところに行き当たり、クラスメイトの書いた文集を読んでいると、突然、いじめられていた当時の記憶がフラッシュバックのようによみがえり、そのときの辛い記憶や苦しかった思い・悔しい思いなどが一気に思い出されて、涙が止まらなくなりました、これはまずいと思って慌てて卒業文集を閉じて、本棚にしまったんですが、自分では私なりにケリをつけたつもりでも、私自身の心の中のどこかに、その当時の満たされなかった思いや、辛かった気持ちが残っているのでしょうか。たぶんいじめられて、山口に引っ越してきた当時、私はPTSD（心的外傷後ストレス障害）を当時は知らなかっただけで、発症していたのかもしれません。私としては記憶の中から完全に消し去ってしまいたい記憶ですが、消し去ることができない以上、自分が自分の精神的なコントロールをできるようにしなければいけませんね。
私は散々自分の顔立ちのことについて、けなされて来たので、今も自分で自分の顔を見るのがあまり好きになれないです。なので、私自身が写った写真というのは非常に少ないです。いじめってこういうことにまで強い影響を与えるんですね。加害者側は今は、私自身にいじめを加えていたことじたい忘れていると思いますが。まさか卒業文集を見ただけで、今になって当時の辛い記憶がフラッシュバックのようによみがえってくるとは思いませんでした。
