sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

山口に引越しして30年

 今年3月30日は私たちが大阪から山口に引越ししてから30年という節目です。思い返せばこの30年という時間は長かったようで、あっという間に過ぎていった時間だったと感じています。
 以前にも書き込みをしたとおり、私は小学6年生のときに激しいいじめにあい、心身ともにボロボロ、精神的にもおかしくなりかけていた頃で、自分で自分を殺してしまいたい。「俺なんか死んだって誰も悲しむやつなんかいねぇよ」「俺はこの世からいなくなったほうがいいんだ」そう言うふうなことをずっと考えていた毎日を過ごしていました。山口に引越しすると両親から聞かされたときは、いじめから開放されると言う安心感と俺の人生をめちゃくちゃにされた。俺の家族の人生をめちゃくちゃにされた」そういう思いが複雑に入り混じった、自分でもなんていったらいいか、よく分らない気持ちでした。
 卒業式が終わって教室に集まったときでも、加害者本人や加害者の保護者から謝罪の言葉があるかと思いましたが、そんなものあるわけもなく、学校をあとにして、1984年3月30日を向かえて、自分たちの色んな思い出がつまった家が音を立てて壊されていくのを、悲しい思いで見つめながら夕方6時過ぎの電車に乗って故郷をあとにして、新大阪から最終の新幹線ひかり号に乗って山口に着いたのは夜中の12時ごろ。
 引越ししていじめから開放された。という安心感よりも相手に対する激しい憎しみや恨み怒りを感じながら、自分の感情を思うようにコントロールできずに精神的にもかなり不安定な状況が続き、何をやっても面白くない、勉強も身が入らない。そういう状態が永く続きました。私の心を支配していたのは「俺が味わった苦しみをあいつらに味合わせてやる」という復讐をしてやりたいという思いだけでした。
 いじめの後遺症は今も私を苦しめ続けていますが、大人になったぶん、精神的にも落ち着きを取り戻して、何とか日々の生活を送っている毎日です。
 今いじめに加わっている加害者に聞きます。「人の人生をめちゃくちゃにする権利があるのか」」と。相手の怒りや恨み・憎しみを抱えながらの生活がどれだけ苦しく、相手の心を蝕むか理解できますかと。何度も繰り替えし書き込みしますが、いじめは犯罪です。人の人権を踏みにじっていい人物なんてこの世に存在してはいけません。いじめを加えている人がこのブログを見たら、即刻いじめをやめてもらいたいと思います。