昨日は、いじめやDVの被害を受けた側がまったく被害救済や被害回復などの措置が受けられず、非常に厳しい状態に置かれていることを書きましたが、その続きを書いてみたいと思います。
これまで何度も書いて来ましたが、私は1984年3月末に山口にいじめから逃れるために、大阪から引っ越して来ましたが、その時に今まで住んでいた家を失い、それまでの生活の基盤だった両親の収入も失い、山口で裸一貫からの生活を余儀なくされました。大切な友人とも会えなくなり、本当に何もかも失いました。
また、元嫁からの精神的DVや統一今日をめぐる問題で家庭が破綻し、息子に対する虐待などで離婚したときも、私は精神的におかしくなり、うつ病を発症し、それは今も続いています。今は空と結ばれて前に比べてだいぶ心も落ち着ける日々を送っていますが、それまでは「自分は子供を幸せにしてやれなかった。そんな俺が幸せになってはいけないんだ」「何をやってもうまくいかないし、生きていても何もいいことがない。いっそのこと死んでしまいたい」と、毎日思ってました。外に出たら、車に飛び込んでしまおうかとか、後ろから自転車が突っ込んで来ればいいのにとか、非常にネガティヴなことばかり考えてました。
私は何も加害者の人権を蔑ろにするつもりはありません。加害者にも人間らしく生きていく権利がある。それはよくわかってます。ただ、加害者は自分の人権や権利を主張するのではなく、被害者の人権を踏み躙り、人生をめちゃくちゃに破壊した犯罪に対する責任をきちんと果たした上で、その自分の権利を主張しなさいということを伝えておこうと思います。まずは被害者の被害回復や救済が最優先だと思う私です。
