今日3月10日は息子の誕生日であると同時に、1945年3月10日に東京を襲った、東京大空襲の会った日でもあります。アメリカ軍の戦略爆撃機B-29から投下されたたくさんの焼夷弾によって、東京は巨大な炎につつまれて、一面の焼け野原になり、大勢の人がなくなり、住む家を失い、壊滅的な被害が出ました。
私は歴史教科書や当時の記録映画でしかみたことがありませんが、小学校の頃見た記録映画では、荒れ狂う炎に飲み込まれていく町の様子を見て、ただただ、怖いと思った記憶が残っています。実際に体験していない、映像でしか見たことのない出来事ですが、それを見たまだ小さかった私でさえ怖いと思ったくらいですから、それを体験した人にとっては、まさに地獄絵図だったのではないかと思います。
この東京大空襲はおりからの強風に煽られて瞬く間に炎が広がっていったといいます。
日本はこのおよそ5ヵ月後、ポツダム宣言を受諾して全面降伏し、戦争は終わりましたが、今も世界中の各地で戦火が絶えることがありません。一体いつになったら人間は戦争の愚かさに気づき、手を取り合って、共に暮らしていけるようになるんでしょうか。改めて戦火で亡くなられた魂に対して冥福を祈りたいと思います。
