sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

アンネの日記の本破られる

 第二次世界大戦時にナチスドイツが行ったユダヤ人大虐殺の中、アンネ・フランクの日記が都内の図書館などで、大量に破られていることが判明したと、昨日のニュースの中で報じられていました。アンネの日記は、私も読んだことがあり、ホロコーストの恐ろしさや、人種差別の非人道性・平和の尊さを今に伝える貴重な資料として、戦争の愚かさを今に伝える記録として大切なことが書かれているなと私自身読みました。
 その大切な本が図書館という公共の場所で、平然とやぶらてしまったということに正直、驚きを覚えました。誰が、何の目的でこのような蛮行に及んだのかはわかりませんが、子供たちの貴重な平和学習の資料としての尊厳を踏みにじるような好意は絶対に許されるものじゃありませんし、故人の名誉著しく傷つける行為だと思います。このことが明るみに出て、アメリカのユダヤ人系の団体関係者は抗議声明文を発表しましたが、それも至極当然なことでしょう。図書館の責任者もこういった行為が起こらないように気をつけていただきたいと思うと同時に、私たち借り手も、こういったことを絶対しないようにしなければいけませんね。私たちの会社では社会に迷惑を及ぼすような行為を故意に行った場合は必ず厳しい処分が下されます。それは会社が、社会の一員として責任ある行為を取ってほしいから、定められているわけですが、処分されるから守るというんじゃなくて、社会人としてやってっはいけないこととはないかを考えれば分るはずです。。
 今回の事件、私は根深い人種差別的な発想を持った人物の犯行である様な気がしてなりません。自分が何か主張したいことがあるのであれば、こういった公共の図書館の書物を破壊するようなことをしなくても、堂々と主張すればいいのであって、こういったことを隠れて行うというのは、あまりにも姑息で汚いです。本当にこの犯行を行った犯人の目的は一体なんだったんでしょうか。早く名乗り出てほしいです。