sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

私の人生回顧録結婚生活編

 2001年の盆連休も終わって、いつもの生活が戻ってきて、9月になって幼稚園も再開されて、息子も元気に幼稚園に通うようになりました。そして平凡な毎日が続いていたんですが、2001年9月11日、アメリカの世界貿易センタービルに、2機の航空機が突っ込むという同時多発テロ事件が発生しました。このほか、1機がアメリカ国防総省ペンタゴンに、もう1機もハイジャックされてホワイトハウスを目指して飛行し、乗客の気転により途中で墜落させるという事件が発生しました。私はこのとき夜勤で、真夜中の午前0:30分からの昼休み休憩中にこの事件を知ったんですが、このときたまたま、息子は寝付けずに起きていて、眠くなるまで元嫁と一緒にテレビを見ていたそうです。飛行機がビルに激突する瞬間も、そして翌朝のテレビニュースで激突されたビルが崩れ去る瞬間も見ていたようです。
 そして翌朝、息子は幼稚園に行きましたが、幼稚園での様子が少しおかしかったと担任の先生からの連絡帳への書き込みがなされています。どんな感じだったかというと、いつもならブロックを積み上げたり、教室で絵を描いたりして遊ぶことが多いのですが、この日はブロックを積み上げたかと思うと、ガシャガシャ-ンと突然ばらばらに崩して、不安そうな顔をすることが見受けられたということです。他の幼稚園に通っている子供たちの中にも、あの衝撃的なニュースをリアルタイムで見た子が何人かいたそうで、情緒が不安定だった様です。確かに小さな子供たちにとっては、あの瞬間の映像は大きなインパクトがあって、恐怖を感じるものだっただろうと思います。私も、リアルタイムではないにしろ、はじめは何かの映画の宣伝かと思ったくらいです。現実に起こった出来事だと知ったときは、大人である私でさえ、恐怖を感じたくらいです。ましてや幼稚園に通う子供たちがあのような衝撃的な映像を目撃して、普通でいられるわけがないと思った私です。なので、連絡帳にはあの衝撃的な映像を見たため、精神的に不安定になっているのかもしれませんと返事を書いて幼稚園に提出しました。あのような衝撃的なニュースはいつ飛び込んでくるか分らず、こちらとしては防ぎようがないので、それからしばらく、息子の気持ちが落ち着くまでは、息子の前ではなるべくテレビをつけないようにしていた私たちです。
 なので、息子もしばらくは、楽しみにしていたアニメがみられないので、ちょっと不機嫌そうにしてたのを今でもはっきりと覚えています。