まずは自宅最寄り駅を6:30分ごろ出発する電車に乗って広島を目指します。
まずは夜明け前の瀬戸内海を一枚。遠くには対岸に浮かぶ島にある住宅の明かりが見え隠れします。また、漁を終えて帰港する漁船の姿も見られました。防府を出ると山陽本線は瀬戸内海に沿って戸田まで走るんですが、このあたりは急カーブが多く、列車の速度も控えめです。
更に東に進んで大畠付近までやって来ました。このあたりは潮の流れが急で、身の引き締まったタイがつれるところで有名です。
まずは広島電鉄の車両から。3900系に5100系に800系に3000系に再び800系2枚に1900系。一番下の車両は、昭和53年に廃止になった京都市電の車両です。京都市電からやってきた車両は、京都の地名にちなんだ愛称がつけられています。
そして広島の平和のシンボルでもある、原爆ドームと元安川にかかる橋を渡る風景です。この上空で今から68年前の8月6日午前8時15分に原爆が投下されて爆発し、壊滅的な被害を出しました。今は、こうやってのんびり路面電車のたびができるのも、広島の復興に尽力された方がおられたからです。改めて、原爆で亡くなった方と、今も原爆後遺症で苦しんでおられる方に哀悼の意図を表したいと思います。