sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

労働環境の変化

 今日の新聞の記事に、育児社員の力・どう発揮ということが掲載されてました。育児休暇や労働時間短縮・復職増えたけどというタイトルでかかれてました。出産後も同じ職場で働き続けている女性が増えているそうですが、これは育休や時短制度の充実が背景にあるそうです。ただ、企業側も労働時間に制約のある社員の力をどう引き出すか悩む企業も多いそうで、今は模索の段階だそうです。
 
子育て中の女性は早く帰りたがっている、と決め付けないで。成長の機会を与えることも大切。という意見もあるようです。ポイントは復帰した部下に「期待している」と伝えること。家族による子育ての協力体制や、繁忙期に残業ができるかどうか確認・社員無権p研修・会議が時短の勤務時間外に設定されていても声掛をする。これが大切なことだそうです。
 夫にも家事の分担に積極的に参加をと意識改革に乗り出す会社も増えているようで、大日本印刷は09年から、年一回の「仕事と意気地の両立セミナー」に社員の配偶者も呼んでいるそうです。女性には「家事や育児をひとりで背負い込んでいないか」と問いかけ、夫には「分担することで女性たちは仕事で頑張れる」と伝えているそうです。保育園などの送迎・食事つくり・入浴・ゴミ出しなど細かな役割分担について夫婦で話し合ったり、共働き男性社員の体験談を伝えたりするそうです。
 
しかし今の労働環境を見てみると、相変わらず夫は残業で家に帰ってくるのが遅く、家出の家事一切や子育ては女性にまかせっきりという体質から抜け出せていない企業のほうがほとんどではないでしょうか。私の場合、今は残業で忙しくて朝6:30分ごろ家を出て、残業を終えて家に帰ってくるのが早くて20:00過ぎ。土曜日の出勤も当たり前の状態で、なかなか息子と向き合う時間が取れなくて、せっかく息子が寄宿舎から帰ってきた金曜日の晩もあまり息子と話しをする時間がとれずに就寝時間を迎えて、土曜日も朝早くから出勤して、という状態です。企業側も残業に頼った20世紀型の労働慣習から21世紀にふさわしい、新しい労働環境に変えていく必要があるのではないでしょうか。これから伸びていく企業というのは子育て中の社員をいかに大切にし、働きやすい環境を整えるかだと思います。当然小さい子供が家族にいる場合、学校の行事や保護者会などの用事や、子供の急な病気などで休まなくてはならない事だってあります。そういったときに臨機応変に対応できる会社が、これからの日本全体の労働環境を考える上で大切なのではないかと思います。今の長時間残業に頼った働き方は、今の時代にそぐわないものになっている。私はそう感じます。このまま今の長時間労働が当たり前の労働政策を採り続けて、子育てをしにくい環境が続いて、少子高齢化が進むと回りまわって経済が衰退し、企業収益が悪化するというのは目に見えてますからね。