ブラジルで開催されているサッカーワールドカップ。4強に進出したのは開催国のブラジル・オランダ・アルゼンチン・ドイツです。このうち、3位決定戦が日本時間の今朝行われ、オランダとブラジルが対戦し、オランダがブラジルに3-0で勝って3位に入りました。今朝のハイライトを見る限りでは、ブラジルの守備力が全く機能していなかったようですね。ドイツ戦と合わせて2試合で10失点というのは、ブラジルのサッカー史上初めてのことではないでしょうか。この大敗を受けて、ブラジル国内では各地で暴動や略奪などの犯罪行為やバスへの放火事件などが相次いで発生しており、この敗戦がブラジル国民にとっていかにショックが大きかったのか物語っているように思います。でも、試合で負けたからと言って日本ではこのような暴動や犯罪は起きないですよねぇ。ヤッパリ国民性の違いなんでしょうか。
そして決勝戦は日本時間の明日午前4：00にキックオフを迎えますが、私は個人的には母を訪ねて三千里が好きなので、アルゼンチンに優勝してもらいたいなぁと思っています。アルゼンチンといえばメッシ選手が真っ先に思い浮かぶ私ですが、決勝トーナメントにはいってからまだ、無得点というのがちょっと気がかりですねぇ。ドイツの強力な攻撃陣を如何にアルゼンチンの守備が封じ込めることが出来るかが鍵となりそうですね。
この決勝戦が終わると、一ヶ月に及んだサッカーの祭典も終わりを告げ、普段の暮らしが戻ってきます。このワールドカップの前にブラジル国内各地で起こったデモや国民の不満に対して如何に国を統治して行くのかが問われているように思います。そして2年後にせまったリオデジャネイロオリンピックが成功裏に終わることを願ってやみません。
