サッカーワールドカップブラジル大会開幕

　いよいよ今日、サッカーワールドカップブラジル大会が開幕しましたね。サンパウロで迎えた開幕戦ブラジルVSクロアチアの一戦は最初オウンゴールでクロアチアが先制しましたが、ブラジルが逆転して、3-1で勝利して勝ち点3を獲得しました。ブラジルとしては、幸先のよいスタートを切ったわけですが、気になるのはやはり日本代表。この前の仮想コートジボアールを想定したザンビア戦は前半に2失点するなど、守備に課題が残る内容だっただけに、短期間のうちにどこまで守備の修正が出来たか気になりますね。

　本大会での失点は命取りになりかねないだけに注意が必要でしょう。とくにドログバ選手は36歳というベテランではありますが、突破力もあり、要注意だと思います。攻撃のほうは確実に得点力も上がってきていると思いますので、今の調子で行ってもらいたいですね。ただ、相手にボールを奪われたあとのカウンター攻撃が最も日本が注意しなければならない点でしょう。

 

一方で、大会開催に反対するデモも各地で頻発しています。巨額な費用をかけてスタジアムを建設するよりも、教育や福祉にその予算を回せということらしいですが、なぜこのような大きな大会があると、新たなスタジアムの建設や改修が必要になるんでしょうか。私は現存する設備をフルに生かす方法も会ったのではないかと思います。BRICsといわれて、経済成長が著しかった頃に決まったワールドカップ、そしてリオオリンピック。もと社会の底辺で暮らす人たちの声に耳を傾ける必要があるように思います。今回のワールドカップが貧困にあえぐ人たちに希望の光が差す大会になってほしい。私はそう願っています。