今日は、
第二次世界大戦で沖縄で組織的な戦闘が終わったとされる、沖縄慰霊の日です。今日の昼前から、
糸満市の平和の礎で
戦没者慰霊式が行われます。この平和の礎には
沖縄戦でなくなったすべての人の名前が刻まれており、私も修学旅行と新婚旅行で2回訪れたことがあるんですが、あまりの犠牲者の多さにただただ驚くばかりでした。
沖縄戦では県民の4人に1人が命を落としたといわれており、多くの犠牲を払って今の今の日本の平和があるのだということを忘れないようにしなければいけないと思うしだいです。
沖縄は、
アメリカ側からすれば日本本土を叩く上での重要な拠点として、日本側からすれば本土上陸を阻止するための最前線として、どちらも一歩も冷えない重要地点として考えられて、そのため激しい戦闘が繰り広げられて、多くの戦死者を一般市民も巻き込む形で行われ、
終戦後は米軍基地の70％以上が集中する基地の町として、重い負担を強いられています。
沖縄県民は米軍関係者が引き起こす事件や事故にも多くの犠牲を払っており、
沖縄県民の平和への思いと、基地負担に対する怒りは頂点に達していると思います。今度の
参議院選挙で沖縄の声が国政に届くのか、注目したいと思います。
