sakura542gouのブログ

日々思うこと色々書いてます。今年は空と結婚し、新たな生活が始まりました。

ボストン爆弾テロ、逃走の容疑者拘束

 ボストンマラソンのゴール地点でおきた爆弾テロ事件は、ロシアのチェチェン出身のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)が死亡し、逃走していた弟のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)が身柄を警察に拘束されました。今後の焦点は何が目的で爆弾テロを実行したのかに移るのではないかと思います。
 事件が動いたのは警察が二人の写真を公開してから。多数の情報が寄せられ、FBI(アメリカ連邦捜査局)のホームページが一時つながらなくなるなど、事件に対するアメリカ国民の関心の高さが示された格好になりました。そして、19日未明にボストン郊外のウォータータウンで警察との激しい銃撃戦の末兄が死亡し、弟は逃走。しかし、民家に潜んでいたところを発見されて身柄を拘束されたしだいです。武装している可能性もあったことから住民に対して外に出ないように呼びかけて、公共の交通機関もストップさせて捜索を続けたそうです。
 私もNHKニュースウォッチ9で銃撃戦の様子を見たんですが、あれだけの銃弾と拳銃をどこで手に入れたんでしょうか。日本人である私から見れば、とても一般人が購入できるような数量ではなかったのではないかと思います。逆に言えばそれだけアメリカ市民の中に拳銃や銃弾が浸透しているということがいえるのかもしれませんが。
 今日の新聞では、アメリカに移民してきた人物が起こすテロ事件にアメリカ社会は大きな衝撃を受けているとかかれていますが、移民して来た人すべてがテロリストではないということを覚えておかなくてはならない一方で、過激な思想に基づく事件が発生しているのも事実です。オバマ大統領は政権2期目の重要課題として合法的な移民への道を緩和する制度改革に取り組んでいるそうですが、野党共和党は「移民制度の抜け穴や隙間について考えることが重要だ」と規制強化を訴えています。
 オバマ政権はこの事件が移民に対して排他的な世論を生んでしまうことを警戒しているそうです。移民に対する差別のない自由を保障することと、過激な思想を持つ移民に対する規制の強化、難しい舵取りをせまられそうですね。
 今回の事件で兄は銃撃戦の末に死亡しましたが、弟は身柄を拘束されたので、事件の全容解明に大きな進展が見られるのではないかと思います。なお、ヤフーのニュースサイトでは身柄を拘束された弟に対して黙秘権は一切認めないということが掲載されてました。捜査に当たっていた警察官も含めると4人を殺害した犯行にたいして厳しい追求を行ってほしいと思います。