4日目のトップランナーはキハ283系を使用したスーパーおおぞら1号釧路行きです。以前は札幌と釧路の間の特急車両はキハ82系やキハ183系が使用されてましたが、最高速度を130キロに引き上げた上で、振り子式を採用した283系が導入されて、大幅な時間短縮が実現しました。ただ、一つ注文をつけるとしたら、JR九州の派手な塗装をまとった特急車両を見慣れた私からすれば、ずいぶんと大人しいと言うか地味な印象を受けます。もっと目立つ配色を施してもいいのではないか？そんな感じがしました。
そのスーパーおおぞら1号の自由席に座って7：03分に札幌を発車。札幌の副都心として発展している新札幌に停車したあと、スピードを上げて千歳線を疾走して7：33分に南千歳到着。ここから石勝線に入って日高山脈を貫いていきます。新しく敷設された南千歳→追分間と新夕張→新得間はトンネルが断続し、景色と言う面ではあまり恵まれませんが、トンネルとトンネルの間から見える風景は日本離れした感じがします。と言うのも人家がほとんど見えないのです。新夕張を通過すると占冠・トマムに駅があるだけで、そのほかは無人地帯ともいえるようなところを貫いて走ってます。そして、トンネル内で脱線し車両火災を引き起こした事故のあった地点を通過し、新得に20分ほど遅れて到着。遅れの原因はトンネル内での減速運転の影響です。その新得の手前で狩勝峠を越えて下っていくのですが、その雄大な景色は乗客の目をひきつけます。そして車内販売がまわってきてスーパーおおぞらの車内限定販売というひまわりアイスというアイスクリームが売られているというので、300円出して息子と2人分買って食べました。バニラアイスの中にひまわりの種とひまわりの種から摂れたオイルが入っていて、美味しかったですよ。ひまわりの種ってこんな味がするんだという美味しさでした。スーパーおおぞらに乗られたときはぜひお勧めです。
早朝の札幌駅。まだ朝早かったせいもあって思ったより静かな雰囲気でした。
札幌駅にも元気な姿を見せる711系。これからまだ暫く活躍する姿が見られそうです。
