今年も春闘の集中解答日を迎えましたね。物価が高騰する中で、賃金上昇が物価の上昇を上回ることができるのかどうか、注目を集めてますが、果たしてどうなんでしょうか。自動車業界では、ホンダが月額2万円、マツダが16,000円となるなど、去年を上回る解答が出されましたが、私の勤める会社はどうなんでしょうねぇ？
史上最大の賃上げなどと謳ってるところもあるようですが、私は会社や組織が従業員よりも、ものいう株主の顔色を恐れて、株主への配当ばかり、或いは内部留保を溜め込むことばかり優先して、従業員の生活を守る、改善していくということを顧みなかったために、今の低成長につながってるわけで、何も経営陣を褒め称えるようなことではなく、今まで経営陣が従業員や設備への投資をしていれば、もっと日本企業が高い生産性や技術力を今でも保っていたのではないかと思います。今の日本の凋落をもたらしたのは、日本の政府と大企業の経営陣の怠慢が招いた結果だと思います。今年の賃上げが、長らく続いた日本経済の低迷から脱却を果たすきっかけになればいいですね。
