今年もあと少し。今年の重大ニュースなどの企画が盛り上がりを見せる頃ですが、この一年のスポーツもいろいろありましたね。
まずは何と言っても、2月の終わりから始まった、WBCワールドベースボールクラシック。ダルビッシュ投手や大谷選手、ヌードバー選手などのMLBからの参加選手と、吉田正尚選手や村上選手、源田選手に中野選手や湯浅投手、山本由伸投手などの、日本球界が誇る最強チームが、栗山監督や吉井コーチなどと一つにまとまって、全試合勝利での、3大会ぶりの優勝を成し遂げました。特にオーストラリア戦での大谷選手のあの度肝を抜くホームランは圧巻でしたね。そして、窮地に追い込まれた中でのメキシコ戦でそれまで不振を極めていた村上選手の逆転ツーベース。そして、決勝のアメリカ戦で最後にマウンドに上がった大谷選手とエンジェルスでチームメイトだったトラウト選手との息詰まる対決。改めて感動を呼び起こしてくれます。
それから、夏に行われた女子サッカーワールドカップ。一次リーグでは、優勝候補の筆頭のスペインで、圧倒的にボールを支配されながらも、得点を許さず、完封して決勝トーナメント進出を果たしました。長谷川唯選手の活躍が私には特に目を引きました。ベスト8という結果でしたが、日本の女子サッカー復活の印象を感じた私です。いよいよパリオリンピック目指す戦いが始まりますが、アジアの出場枠は2。厳しい戦いが続きます。でも必ずやオリンピックチャンピオンに輝いてくれると思う私です。
それから、ラグビーワールドカップも盛り上がりましたね。笑わない男の異名を持つ稲垣選手、やはり今回もクールなダンディさを見せてくれましたね。それから、リーチマイケル選手の、あの迫力あるタックルや、重量戦車みたいなスクラム。見ていて迫力ありましたよね。今回は決勝トーナメント進出はなりませんでしたが、日本ラグビーが世界に通用することが改めて証明されたのではないかと思います。
それから、やはり阪神タイガースの優勝も外すはないですよね。アレを目指して、チームが一丸となって、勝ちに行く試合が随所に見られました。決して派手にホームランを打つとか、大量得点を奪うとか、打撃力がめちゃくちゃあったわけではないんですが、しぶとく粘ってフォアボールを奪い取り、相手ピッチャーにプレッシャーを与えて、少ないチャンスをものにする試合を見せて、協力ピッチャー陣が抑える勝ち方で、18年ぶりのリーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズを勝ち上がって、バッファローズとの日本シリーズを戦い、どっちに転んでもおかしくない試合展開が続きましたが、最後の第7戦でバッファローズを振り切って、38年ぶり2回目の日本一に輝きました。私の印象では、今年のスポーツは、私のスポーツ一年は、野球に始まり、野球で終わったなと感じました。来年はパリオリンピックでの日本人選手の活躍と、タイガースセリーグと日本シリーズの2連覇を願う私です。
