昨日行われた高校野球の決勝戦。東北初の優勝を目指す宮城代表の仙台育英高校と、山口代表で県内64年ぶりの優勝を目指す下関国際高校の決戦が昨日行われ、8-1で仙台育英高校が勝って、優勝しました。百四回の歴史を誇る高校野球の歴史の中で、東北地区の高校の優勝がなくて、悲願とも言うべき優勝でした。
東北地区の高校は、今もプロで活躍するダルビッシュ投手や大谷翔平選手、マー君などメジャーで活躍する数多くの選手を輩出した名門校がひしめく激戦区ですが、これまであと一歩のところまでコマを進めながら、涙を飲んできました。仙台育英高校もこれまで決勝戦を何度も戦ってきましたが、あと一歩のところで跳ね返されてきてましたし、金足農業の時も吉田投手を中心に勝ち上がって行きましたが、大阪桐蔭高校に敗れての準優勝でした。
また、決勝戦まで勝ち上がった下関国際高校も、37年ぶりの決勝進出、64年ぶりの山口県勢の優勝の悲願を背負って、見事な戦いぶりを見せてくれました。準々決勝大阪桐蔭高校との試合は九回に逆転、準決勝近江高校との試合は、山田投手を攻略しての勝利で、選抜の優勝校と準優勝校を破っての決勝進出でした。強豪と呼ばれる学校とも臆することなく戦う姿は勇気をもらいました。残念ながら優勝はなりませんでしたが、来年の選抜に期待を抱かせる試合運びでしたね。両校とも素晴らしい試合を見せてくれてありがとうございました。疲れてると思いますので、ゆっくり体を休めてくださいね。