昨日、テレビ東京系列で放送された、オリンピック関連の番組を観ました。メダル獲得の裏に隠された裏話などが紹介されていましたが、メダル獲得という華々しい活躍の裏で、選手が抱えていた苦悩やアクシデントなどが紹介されていましたが、私が一番印象に残ったエピソードというと、北京オリンピック女子ソフトボールのエース、上野由紀子選手のことでしょうか。決勝戦前日の準決勝と、決勝戦進出を決める敗者復活戦二試合を投げ切り、決勝のマウンドにも上がった上野投手ですが、敗者復活戦のあと股関節を痛めて、それでも怪我を隠して決勝のマウンドに上がっていたというのは意外な事実でした。そして、決勝戦では準決勝で一度は破れたアメリカ相手に力投し、見事胴上げ投手になったわけですが、そこにたどり着くまでに、壮絶な痛みとの戦いがあったんですね…。そのけがのことはチームメイトにも話してなかったそうで、上野投手は「野手の皆に変な気遣いをしてほしくない」という事が一番の理由だったそうです。
来年は再び東京で上野投手の力投がみられることを信じて、待ちたいなと思います。
本来なら昨日開会式を迎えるはずだった東京オリンピック。コロナウィルスの影響で1年先延ばしになってしまいましたが、私は今年開催できなかったからこそ、今までのオリンピックの名勝負・名シーンを振り返る特集番組があってもいいのではないかと思います。あらゆる競技で、メダルを獲得したシーンを振り返ると、その時その時の感動が蘇ってくるのではないかと思います。それは日本のトップアスリートのみならず、外国人選手が繰り広げたデッドヒートも放送してくれたら嬉しいなと思います。
それから来年の7月23日、無事にオリンピックが開催できたらいいなと思う私です。
